サステナブルファッションEXPOは、2026年4月8日から10日まで東京ビッグサイトで開催される、エコ・エシカル・オーガニック・フェアトレードなど環境に配慮したファッション製品や素材が世界中から集まる日本最大級の展示会です。2026年春展には約700社が出展予定で、オーガニックコットン製品やリサイクル素材を活用したアパレル、アップサイクル製品、フェアトレード認証企業など、サステナビリティを軸にした多彩なブランドの参加が見込まれています。
この展示会は、FaW TOKYO(ファッション ワールド 東京)の一部として開催され、ファッション業界関係者が商談を行う場として高い注目を集めています。世界中から25,000名の来場が見込まれており、アーバンリサーチ、ビームス、ユナイテッドアローズといった日本を代表するセレクトショップや百貨店、メーカー、商社が参加します。本記事では、サステナブルファッションEXPO 2026春展の開催概要から出展ブランドの傾向、サステナブルファッションの基礎知識、認証制度、注目の素材まで、展示会を最大限活用するために知っておきたい情報を網羅的にお伝えします。

FaW TOKYO 2026春展の開催概要と会場へのアクセス
FaW TOKYO(ファッション ワールド 東京)2026春展は、2026年4月8日(水)から10日(金)までの3日間にわたって東京ビッグサイトで開催される予定です。この展示会は、ファッション業界のあらゆるニーズに対応した総合的な商談の場として機能しており、世界中から25,000名の来場が見込まれています。
FaW TOKYOは6つの展示会で構成されています。ジャパン ファッションEXPO、インポート ファッションEXPO、海外 生地・素材 EXPO、ファッション OEM EXPO、サステナブル ファッションEXPO、そしてファッションDX EXPOという6つの展示会が同時開催されることで、ブランドの仕入れから生地・素材の発注、OEM/ODM依頼まで、幅広いビジネスニーズに対応しています。
2026年春展には世界中から約700社が出展する予定となっています。なお、2026年10月に開催される秋展では850社の出展が予定されており、展示会の規模は年々拡大傾向にあることがわかります。この成長は、サステナブルファッションに対する業界全体の関心の高まりを反映していると言えるでしょう。
会場となる東京ビッグサイトへのアクセスは非常に便利です。りんかい線の国際展示場駅からは徒歩約7分、ゆりかもめの東京ビッグサイト駅からは徒歩約3分で到着できます。展示会はRX Japan株式会社が主催しており、同社は東京ビッグサイト・幕張メッセ・インテックス大阪などの大規模見本市会場にて、年間38分野106本の国際見本市を定期開催している実績を持つ展示会運営のプロフェッショナルです。
サステナブルファッションEXPOの出展カテゴリと製品・技術
サステナブルファッションEXPOでは、環境に配慮した多彩なカテゴリの製品・サービスが出展されます。主な出展カテゴリとしては、サステナブル&繊維の資源循環、ウェルネス×ファッション、Made in Japan製品、海外ブランド、アジアの縫製・生産工場、アパレルDX、リユースビジネスなどが挙げられます。
過去の展示会では、革新的な製品・技術が数多く紹介されてきました。繊維 to 繊維の循環リサイクルポリエステル素材は、使用済みの衣類から新たな繊維を生み出す技術として注目を集めています。廃棄物を水素&再生可能エネルギーに変えるプロジェクトは、ファッション業界の廃棄物問題に対する新しいアプローチを提示しています。
海洋汚染の改善につながる廃漁網からできたナイロン素材は、海洋プラスチック問題への取り組みとして高い評価を受けています。廃棄衣類繊維のアップサイクル什器は、店舗什器においてもサステナビリティを追求する動きを象徴しています。さらに、生成AIを活用したトレンド予測、仮想試着技術、スマート縫製といったファッションテックの分野でも、環境負荷低減に貢献する技術が展示されてきました。
サステナブルファッションとは何か
サステナブルファッションとは、衣服の生産から着用、廃棄に至るプロセスにおいて将来にわたり持続可能であることを目指し、生態系を含む地球環境や関わる人・社会に配慮した取り組みを指します。この概念は、ファッション業界が抱える深刻な環境問題への対応として生まれました。
ファッション業界は、世界全体のCO2排出量の約10%を占めており、これは国際航空便と海運業を合わせた排出量よりも多いとされています。この数字は、ファッション産業が地球環境に与える影響の大きさを如実に示しています。
衣料廃棄の現状も深刻な問題となっています。日本では1年に手放される服の量は約70万トンにのぼり、そのうち66%にあたる46万トンが燃やされたり埋め立てられたりしています。リサイクルやリユースなど再び活用されるのは全体の34%にすぎません。世界規模で見ると、1年で9200万トン、3000億着の服が焼却か埋め立てされており、ファストファッション業界で生産される衣類の半分以上が1年も経たないうちにごみに変わってしまっていると推定されています。リサイクルされているものは世界的に見ると1%以下という厳しい現実があります。
水資源の問題も見過ごせません。たった1枚のTシャツをつくるのに消費される水の量は、平均して約2,700リットルです。これは平均的な人が3年かけて飲む水の量に相当します。ファッション産業が水資源に与える負荷は非常に大きいと言えます。
寄付やリユースという名目で海外に送られた古着が、現地の許容量を超えてゴミとなる事例も後を絶ちません。毎年6万トンもの古着を受け入れるチリのアタカマ砂漠には「服の墓場」といわれる投棄地があり、宇宙衛星から確認できるほどの規模となっています。
ファストファッションは労働環境の面でも課題を抱えています。低賃金で長時間労働を強いられる労働者や、安全性が確保されていない環境で働く工場が多いのが現状です。特に発展途上国では、児童労働や強制労働の問題が指摘されています。
こうした背景から、ファストファッションに代表される大量生産・大量消費・大量廃棄の「一方通行(リニア)型」から、適量生産・適量消費を重視し、リユースやリサイクルによって廃棄を減らす「循環(サーキュラー)型」への転換が求められています。これがサステナブルファッションの本質であり、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」にも深く関わる課題です。
GOTS認証とオーガニックテキスタイル世界基準
サステナブルファッションを理解する上で、認証制度の知識は欠かせません。GOTS認証は「Global Organic Textile Standard」の略称で、日本語では「オーガニックテキスタイル世界基準」といいます。GOTSはテキスタイル(繊維製品)を加工するためのオーガニック基準であり、糸、生地、衣類など広い意味での繊維製品が対象となります。
GOTS認証の歴史は2006年にまで遡ります。それまでは、オーガニック製品に関する基準が多く存在しており、国際的な取引がスムーズに進まないという問題がありました。世界基準のGOTSが設定されたことにより、この問題が解決されました。
GOTS認証では、厳格な基準が設けられています。オーガニックコットンが70%以上使用されていること、綿花農園から卸売業者まで製造及び加工業者含む全ての工程において第三者認証機関から認証を受けること、人体や環境に影響の少ない化学物質のみ使用が許可されること、ILOの基準を遵守しジェンダーによる差別や児童労働を禁止することなどが定められています。
GOTSのラベルには2種類あります。「Organic」は製品の95%以上が認証されたオーガニック繊維であることを示し、「Made with Organic」は製品の70%以上が認証されたオーガニック繊維を使用していることを示します。消費者はこのラベルを確認することで、製品のオーガニック度合いを判断できます。
2020年の報告書によると、認証を受けた施設は世界72カ国以上で10,388件となり、前年(2019年)の7,765件から34%も増加しています。GOTS認定施設数が多い国は、インド(2,994件)、バングラデシュ(1,584件)、トルコ(1,107件)がトップ3を占めています。
日本における課題も存在します。欧米では「フェアトレード」や「オーガニックコットン」と記載するには一般的に「認証」が必要で、証明書の提出を求められるケースもあります。しかし日本ではまだ法規制が無いため、世界中から非認証製品が集まりやすい状況があります。企業や自治体での調達を担当する場合は、国際基準に満たない非認証製品を誤って購入することの無いよう、事前に認証ラベルを確認することが推奨されます。
サステナブルファッションで注目される素材
サステナブルファッションの発展を支えているのが、環境に配慮した素材の開発です。再生ポリエステルは、廃棄される予定のペットボトルやフイルムくずなどを再生して作られます。原料になるポリエステルを細かく砕き、繊維にして衣類やバッグなどに使用されます。特にペットボトルは、衣類の製造に使用されることの多い「ポリエステル繊維」とほぼ同じ原料から作られているため、「リサイクル素材」として衣類にも多く使用されています。
日本環境設計が実施する「ケミカルリサイクル」は、服からポリエステル繊維だけを取り出して分子に戻し、繰り返し再利用できる最新の技術です。ポリエステルを何度でもリサイクルできるのは国内では日本環境設計の工場のみで、業界をリードしています。
テンセル・リヨセルも注目の素材です。ユーカリなどの木材パルプを溶剤で溶かして、中のセルロースを繊維に再生したものをリヨセルやテンセルといいます。「リヨセル」はオーストリアのレンチング社、「テンセル」は英国のコートルズ社の商標として使用されていましたが、2004年に両社は合併し、以降商標名として「テンセル」、一般名称として「リヨセル」が用いられるようになりました。
テンセル・リヨセル繊維は、木材パルプを資源効率が高く環境負荷の少ない方式でセルロース繊維に転換する、環境に配慮したクローズドループ生産プロセスにより好評を得ています。この溶剤紡糸プロセスでは、工程用水をリサイクルしており、溶剤を99%を超える回収率で再利用します。テンセル(リヨセル)はコットンに比べて、栽培時の水の使用率を90%も削減できるため、貴重な水資源を護ることにもつながります。また、テンセル・リヨセルは堆肥化可能で生分解性を有することが認定されており、土に埋めると4〜5か月程度で完全に自然環境に還ることができます。
麻・ヘンプも環境に優しい素材として注目されています。麻はセルロースから構成される植物繊維の総称で、20種類近くあります。代表的なものに「亜麻(リネン)」、「苧麻(ラミー)」、「大麻(ヘンプ)」などがあります。ヘンプの水の使用量は綿の5分の1以下です。また、カーボンプリセットにおいては、ポリエステルや綿と比べてCO2排出量を軽減しています。ヘンプは大気のCO2を吸収し農薬も使用していないため、環境保護に優れている繊維です。成長が早く、農薬や水をほとんど必要としないため、非常にエコな素材といえます。繊維が丈夫で、天然の抗菌性があり、長期間使用できるのが特徴です。
麻やウールなど天然素材は自然に分解されるため、廃棄後も環境に残りにくい特徴があります。これにより、海洋汚染や土壌汚染のリスクが軽減されます。
アップサイクルブランドとリサイクルの取り組み
アップサイクルとは、捨てられる予定の製品に手を加えて、新たな製品として生まれ変わらせることです。リサイクルとの違いは、素材を溶かしたり原料に戻したりせず、元の素材を活かして作られるところにあります。
日本のアップサイクルブランドとして、BRINGはリサイクル素材の使用を推進しており、製造の最終工程は日本国内で行われ、衣類の回収にも力を入れています。独自のポリエステルリサイクル技術を持っていることも評価されています。
PLAGLA(プラグラ)は、日本製メガネの生産シェア9割を誇る福井県鯖江市にて、回収されたペットボトルをメガネのフレームへとアップサイクルしているアイウェアブランドです。Think Scrap(シンクスクラップ)は、愛知県の自動車部品メーカー「株式会社東海理化」発のブランドで、廃棄されるシートベルト端材の活用をメインに、ケースやバッグなどにアップサイクルしています。
海外のアップサイクルブランドも存在感を増しています。E.L.V. Denimは、100%アップサイクルの素材を使用するイギリス発のラグジュアリーブランドで、デニムパンツはアップサイクルならではのクールなパッチワークデザインが印象的です。Fanfare Labelもイギリス発のブランドで、デニムを始め、コットンシャツやブレザーなど幅広いアップサイクルのアイテムを販売しています。アップサイクルの他、オーガニックやリサイクルの素材を使用した服も展開しています。
grünBAG(グリュンバッグ)は、デンマークのバッグブランドで、100%リサイクル素材を使用したバッグを販売しています。テントやトレーラーに使われていた防水シートをメイン素材としている点がユニークです。
日本のサステナブルファッションブランド
日本においても、サステナブルファッションに取り組むブランドが増えています。アーチアンドライン(ARCH&LINE)は、ジェンダーレス、タイムレス、エイジレスをコンセプトに2012年に誕生した日本のブランドです。2024年には日本で45社めとなるB Corp認証を取得しました。2030年までにすべての素材を環境負荷の低い素材にすることを目指しています。
SOLIT!(ソリット)は、多様な人や動植物、地球環境をすべて包み込む「オール・インクルーシブ」な社会を目指すブランドです。国籍・年齢・セクシュアリティ・障がいなどに関わらず誰にとっても着やすい心地よいデザインを大切にしています。2024年には多様性をコンセプトに掲げるバンクーバーファッションウィーク(VFW)にも招待されました。
ピープルツリーは、1991年設立のエシカルファッションのパイオニアで、フェアトレードカンパニー株式会社が運営しています。フェアトレードに重点を置いた製品を展開しており、オーガニックコットンを使用した衣料品や雑貨を数多く展開しています。
Enter the Eは、人や環境に配慮した「エシカル・サステナブル・フェアトレード」を基準にさまざまなブランドから厳選した衣服を販売しているセレクトショップです。幅広いデザインや価格のものを集め、人々の「知る機会」を増やすことを目指しています。
大手アパレル企業のサステナブルへの取り組み
大手アパレル企業もサステナブルファッションへの取り組みを積極的に進めています。ユニクロでは、「ドライEXポロシャツ」「ファーリーフリース」の2商品において、回収したペットボトルから作る再生ポリエステルを素材の一部として使用しています。また、仕上げ加工に必要な水の使用量を削減し、少量の水で仕上げる技術を開発しています。責任ある原材料調達のために、綿農家に向けて水や農薬の使用についての教育を行うNGO「ベター・コットン・イニシアティブ」へ加盟するなどの取り組みも行っています。
ユニクロは「RE.UNIQLO」という名称で、リユースする取り組みを実施しています。全国各店舗にリサイクリングボックスが設置され、ユニクロやジーユーで販売した全商品をリサイクルとして気軽に出すことができます。ファーストリテイリングは2013年の初め、全ての有害化学物質の使用と排出を2020年までに全廃すると発表しました。
無印良品では、「地球・動植物・生産者に余計な負担をなるべくかけない方法で採取、栽培されたものを選択」して原材料の調達を行っています。
アダストリアは子会社を通じて、サステイナブルなDtoC(消費者直販)ブランド「O0u」(オー・ゼロ・ユー)を販売しています。環境負荷の低い素材を使ったブランドです。また、衣料品回収リサイクル「Play Cycle!」を実施し、自社ブランドに限らずあらゆるブランドの衣類を回収することで、リサイクルが当たり前の社会の実現を目指しています。さらに、アップサイクルブランド「FROMSTOCK」も展開し、売れ残ってしまった倉庫の服をシンプルな黒染めで蘇らせ、新たな価値を創出しています。アダストリアは2025年までに全ファッションブランドで100%サステナブルコットンへの切り替えを目指しています。
イオン、セブン&アイ・ホールディングスはそれぞれ基本方針や宣言を掲げ、流通のリーディングカンパニーとして、2050年をターゲットに環境保全や持続可能な社会を目指した取り組みを進めています。
2026年春展に期待される出展ブランドの傾向
2026年春展の具体的な出展ブランドの一覧は、2025年11月30日現在公開されていません。現在「出展社 募集中」の状態であり、展示会が近づくにつれて出展企業一覧が公式サイトで公開される見込みです。
過去の展示会実績から、オーガニックコットン製品を扱うブランド、リサイクル素材を活用したアパレルメーカー、アップサイクル製品を手がけるブランド、フェアトレード認証を取得した企業、テンセルやヘンプなど環境配慮素材を使用するブランド、循環型ビジネスモデルを推進する企業、ファッションテック企業などの出展が予想されます。
2025年は日本のサステナブルファッションにおいて顕著な動向が見られました。今後も廃棄されるビニール傘をリサイクルして新たな製品に生まれ変わらせるブランド、日本の伝統技術「久留米絣」を用いたサステナブルな子供服ブランド、廃棄素材から水着を製造しリサイクルナイロン糸ECONYL®を使用するブランドなどが注目されています。
高い評価を得ている日本ブランドには、刺し子、襤褸(ぼろ)、手染めといった伝統のある工芸手法を用いたものが多いです。これらは大量生産される装飾品や染色技術よりも本質的にサステナブルと評価されています。日本の伝統技術とサステナビリティの融合は、今後のサステナブルファッション市場において重要なトレンドとなる可能性があります。
B Corp認証とサステナブルファッションの関係
B Corp認証は、社会や環境に配慮した事業活動を行う企業に与えられる国際的な認証制度です。環境パフォーマンス、従業員への配慮、コミュニティへの貢献、ガバナンスなど、多角的な観点から企業活動を評価します。
インドソール(Indosole)は、2009年にバリ島で誕生したソーシャルカンパニーで、バリ島やジャワ島で大量に不法投棄される車の廃タイヤを再利用して靴のソールに生まれ変わらせ、環境問題に取り組んでいます。地元のサプライチェーンを活用し、二酸化炭素排出量を抑え、2014年にはB Corp認証を取得しました。日本のキッズブランド「ARCH&LINE」もB Corp認証を取得しており、環境と人権の両輪で取り組みを進めています。
サステナブルファッションは、単なるトレンドではなく、これからのファッション・アパレル業界において必要不可欠な要素となっています。企業は環境保護だけでなく、透明性と倫理性を両立させることが求められています。
環境省が2021年に発表したレポート「SUSTAINABLE FASHION これからのファッションを持続可能に」では、「大量生産・大量消費・大量廃棄という現代の社会システム」を180度変えられるのは「サステナブルファッション」だと紹介しており、生産する企業側と利用する消費者側のそれぞれが努力をすることにより可能となるとしています。
アパレル業界のサプライチェーンには、低賃金や劣悪な労働環境といった問題が存在し、透明性の高いサプライチェーン管理と継続的なモニタリングが不可欠とされています。公正な労働環境の実現は、持続可能なファッション産業の基盤となります。
展示会を活用した商談のポイント
サステナブルファッションEXPOは「ブランドの仕入れ」「生地・素材の発注」「OEM/ODM依頼」など「商談」を目的とした展示会です。来場者と出展者が直接商談を行い、ビジネスマッチングを促進する場として機能しています。
展示会には、日本を代表するセレクトショップ・百貨店、メーカー、商社など幅広い企業が来場しています。具体的には、アーバンリサーチ、アバハウスインターナショナル、サザビーリーグ、シップス、ジュン、デイトナ・インターナショナル、パル、ビームス、ベイクルーズ、ユナイテッドアローズなどの企業が参加しています。
展示会出展のメリットとして、バイヤーにリアルで製品を「見て」「触れて」もらうことで、オンラインでは伝わらない製品の特長を伝えることができ、確度の高い商談ができます。ファッション業界の有力企業から異業種まで、決定権を持つキーマンやバイヤーが多数来場するため、案件に直結します。また、TV、SNS、WWD、読売新聞などメディアを通じて新製品・新ブランドを広く発信できます。来場者の生の声を聞くことで、ニーズやトレンドを収集でき、新たな製品開発のアイデアや要望などヒントを得ることができます。
商談会は出展企業とバイヤーがお互い商談を前提としており、単なる情報収集目的にとどまらず、ある程度の目的意識・熱量をもって参加することから、効率よくビジネスマッチングができるイベントです。商談会は参加企業・バイヤーを事前に把握でき、明確な相手と商談できるのに対し、展示会は偶発的なマッチングが中心で、認知度向上やブランディングに繋がる傾向があります。
商談会後に実際の取引に繋がるようにするには、徹底した事前準備が大切です。「どのような取引先と出会って、どのような取引を進めていきたいか」を事前リサーチしておくことが重要です。バイヤーごとに適切な商材説明ができるよう準備し、バイヤーの課題や困りごとを引き出して、自社の商材が合いそうなポイントを見つけて説明するとよいでしょう。
オンライン展示会では、出展者は自らのブランドをオンライン上で演出でき、バイヤーは興味のある展示会や出展ブランドを探し出すことができます。オンライン上でのバイヤーと出展者の新しいマッチングの仕組みが提供されています。
サステナブルファッションEXPOを最大限活用する方法
展示会を効果的に活用するためには、事前に目的を明確にしておくことが重要です。「ブランドの仕入れ」「生地・素材の発注」「OEM/ODM依頼」など、商談の目的に応じた準備を行うことで、効率的な情報収集と商談が可能となります。
出展を検討する企業は、自社のサステナブルへの取り組みを明確にアピールできる準備が必要です。認証取得状況、環境負荷低減の具体的な数値、社会貢献活動などを整理しておくことで、来場者への効果的なプレゼンテーションが可能となります。
最新のサステナブル素材やテクノロジーに関する情報収集の場としても活用できます。生成AIを活用したトレンド予測、仮想試着技術、スマート縫製など、ファッションテックの最新動向を知る良い機会となります。
サステナブルファッションEXPO 東京ビッグサイト 2026春は、ファッション業界のサステナビリティへの取り組みを一堂に集めた重要な展示会です。環境問題や労働問題など、ファッション業界が抱える課題を解決するための製品・技術・サービスが世界中から集結します。2026年4月8日から10日にかけて開催される本展示会は、エコ、エシカル、オーガニック、フェアトレードなど、サステナビリティを考慮したファッション製品・素材が出展される日本最大級の商談展として、業界関係者の注目を集めています。サステナブルファッションは、単なるトレンドではなく、ファッション業界の持続可能な発展に不可欠な取り組みです。本展示会を通じて、より多くの企業や消費者がサステナブルファッションへの理解を深め、循環型社会の実現に向けた一歩を踏み出すことが期待されます。









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