マタニティファッションで叶える夏の涼しい着こなし2026年版

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マタニティファッションで叶える夏の涼しい着こなし2026年版

2026年の夏を涼しく乗り切るマタニティファッションのコツは、汗をこもらせない素材選びと、冷房下でさっと羽織れるアイテムを組み合わせることにあります。妊娠中は普段より平熱が高くなりやすく、汗の量も増える一方で、電車やオフィスの冷房で体が急に冷えてしまうことも少なくありません。この記事では、素材やシルエット、色使いから便利グッズまで、外の暑さと室内の冷えの両方に対応できる着こなしを具体的に紹介します。大きくなったお腹を抱えながらの外出が、これを読むことで少しでもラクになれば幸いです。特に妊娠後期は体温調整の負担が大きくなる時期なので、素材とシルエット、冷房対策をひとまとめに押さえておくと、無理なく夏を過ごしやすくなります。

マタニティファッションで叶える夏の涼しい着こなし2026年版
目次

妊娠中に暑がりになるのはホルモンと血液量の変化が原因

妊娠中の体は、もともと暑がり体質に変わっています。妊娠すると黄体ホルモン、いわゆるプロゲステロンの作用で基礎体温が高温期のまま維持されるため、平熱が非妊娠時より約0.5度ほど高くなることが知られています。

さらに妊娠20週前後からは、全身をめぐる血液量が非妊娠時と比べて約40〜50%も増加します。血液量が増えれば、それだけ体内でつくられる熱量も増えます。加えて、大きくなったお腹や赤ちゃんの分まで体温調整をしなければならないため、体は熱を逃がそうとフル稼働し、汗をかく量も非妊娠時の1.2〜1.5倍ほどに増える方が珍しくありません。

つまり「妊娠してから前より暑がりになった」と感じるのは気のせいではなく、ホルモンバランスと血液量の変化による体の反応です。この仕組みを知っておくと、服選びで優先すべきことが自然と見えてきます。熱をこもらせない通気性、汗をかいてもベタつきにくい素材、そして大きなお腹を締め付けないゆとりのあるシルエット、この3点を軸に選んでいくとよいでしょう。

熱中症とお腹の張り、相反するリスクへの対策が必要になる

暑さ対策はおしゃれのためだけでなく、母体と赤ちゃんの健康を守るうえでも重要です。熱中症のリスクは、妊娠していないときより高くなります。特に妊娠後期は注意が必要です。体温調節の負担が大きいうえに、お腹が大きくなることで動きが制限され、こまめな休憩や水分補給を後回しにしがちだからです。

熱中症を防ぐには、のどが渇く前にこまめに水分をとること、涼しい場所でこまめに休むこと、そして通気性の良い服を着ることが基本になります。むくみが気になって水分を控える方もいますが、夏場は発汗量が増えるぶん、脱水を防ぐためにも水分補給は欠かせません。

一方で見落とされがちなのが、冷えすぎのリスクです。外の暑さに合わせて薄着で出かけると、冷房の効いた室内や電車の中で体を急激に冷やしてしまい、血流が悪くなってお腹の張りや脚のむくみにつながることがあります。妊娠中はもともと姿勢の変化や大きくなった子宮が血管を圧迫し、脚がむくみやすい状態にあるため、そこに冷えが加わるとむくみが強くなりやすいのです。

夏のマタニティファッションで目指すべきは、暑いときはしっかり涼み、冷房の効いた場所ではすぐに防寒できる、この二段構えの着こなしです。次からは、具体的な素材やアイテムの選び方を見ていきます。

涼しさを左右する素材選びはリネンとコットンの使い分けから

同じデザインの服でも、素材が変わるだけで着心地はかなり変わります。夏のマタニティウェアを選ぶときに注目したい素材を、以下の表にまとめました。

素材特徴向いている用途
リネン(麻)吸汗性が高く乾きが早い、気化熱で体表の熱を逃がすワンピースやアウター
コットン(綿)肌触りが良く吸水性が高い、肌への刺激が少ないインナーやTシャツ
コットンリネン混紡柔らかさと通気性・速乾性を両立ワンピースやシャツ
接触冷感素材触れた瞬間にひんやりとした感触レギンスやインナー
UVカット素材紫外線を防ぎながら羽織りものとしても使えるカーディガンやTシャツ

リネンは汗を吸ってもすぐに気化するため、肌にべったり張りつきにくく、さらっとした着心地が続きます。シワになりやすい素材ではありますが、それも麻ならではの風合いとして楽しめます。コットンは肌当たりのやさしさが魅力で、化学繊維に比べて肌への刺激が少ないため、妊娠中の敏感になりがちな肌にも使いやすい素材です。ただし速乾性はリネンほど高くないので、大量に汗をかくと生地が重く感じられることもあります。

コットンリネン混紡は、コットンの柔らかさとリネンの通気性を両方取り入れられる生地で、マタニティワンピースやシャツによく使われています。接触冷感素材は、マタニティ用のレギンスやインナーにも増えており、ワンピースの下に合わせると下半身のべたつきを抑えながら涼しさをプラスできます。特にお腹周りをすっぽり覆うタイプの接触冷感レギンスは、外では涼しく、冷房の効いた室内では冷えを防ぐという、両方の役割を果たしてくれる一枚です。

妊娠中は紫外線の影響でシミやそばかすができやすくなるため、外出時間が長い日はUVカット加工のTシャツやカーディガンを選ぶと、日焼け対策と羽織りものの機能を同時に満たせます。素材選びの軸をまとめると、肌に直接触れるインナーやボトムスは吸汗性と肌当たりを重視したコットンや接触冷感素材、アウターやワンピースは通気性と速乾性を重視したリネンやリネン混、という使い分けが基本になります。

Aラインシルエットと淡い色が見た目の涼しさを底上げする

素材だけでなく、シルエットや色使いも涼しさの印象を左右します。まず意識したいのは、体との間に空気の通り道をつくることです。体にぴったり沿うタイトなシルエットより、ふんわりと広がるAラインのワンピースや、裾に向かって広がるフレアシルエットのトップスのほうが、風が服の中を通り抜けやすくなります。

マタニティウェアはもともとお腹周りにゆとりを持たせた作りが多いのですが、その中でもウエストがゴムでシャーリングされたタイプより、サイドで結んで調整するタイプやAラインでふわっと落ちるタイプのほうが、風通しの良さを感じやすい傾向にあります。

色選びについては、清涼感のあるブルー系や、爽やかな白、抜け感のあるグリーンがおすすめです。淡いブルーやミントグリーンのワンピースは、見た目の印象だけでも涼しく映りますし、白は光を反射しやすいぶん熱がこもりにくいという利点もあります。反対に黒などの濃い色は光を吸収して熱を持ちやすいため、真夏の炎天下での長時間の外出にはあまり向きません。とはいえ暗い色には体型カバーの利点もあるので、トップスは淡い色、ボトムスは濃い色というふうに、上下でメリハリをつけるのもひとつの手です。

ワンピース1枚コーデが2026年夏のマタニティの定番になる

夏のマタニティコーデの主役といえるのがワンピースです。お腹を締め付けずにラクに着られるうえ、1枚でコーディネートが完成するので、暑い時期の着替えの負担も減らせます。半袖やノースリーブのふんわりとしたAラインワンピースは、体温の高い妊婦さんでも涼しく過ごせる定番アイテムです。ただしノースリーブや薄手のワンピース1枚だけだと、冷房の効いた室内で肌寒く感じることがあるため、後述するカーディガンやストールとの組み合わせを前提に選ぶのがポイントです。

お出かけできちんと感を出したいときは、大きくなったお腹にもゆったりフィットするふんわりブラウスと、マタニティ用のパンツを合わせるスタイルが人気です。袖口や身頃にゆとりのあるブラウスを選ぶと風の通り道ができますし、股上部分が伸縮性のある素材でお腹を包み込むマタニティパンツは、薄手のリネン混素材を選ぶと蒸れを軽減できます。

近所への外出や買い物には、着回しやすいTシャツやカットソーが便利です。UVカット機能付きの接触冷感Tシャツは、汗ばむ季節でもべたつきにくく、洗濯してもすぐに乾くので、家事や育児の合間にも扱いやすいアイテムです。お腹周りにゆとりのあるマタニティ専用のカットラインを選ぶと、妊娠後期までウエストを気にせず着られます。

夏でも意外と出番が多いのがレギンスです。ワンピースの下に合わせれば冷房対策になりますし、接触冷感タイプなら外を歩くときの蒸れも軽減できます。お腹をすっぽり覆うハイウエストタイプのマタニティレギンスは、お腹を締め付けずに冷やさない設計のものが多く、夏用の薄手素材を1枚持っておくと重宝します。里帰り先のプールやマタニティスイミングを楽しみたい方には、お腹周りにゆとりのあるワンピースタイプのマタニティ水着も選択肢に入ります。水中運動は腰への負担が少なく、体調が安定している時期であれば主治医に相談のうえで取り入れるのもよいでしょう。

近所への買い物や軽い外出は身軽な組み合わせで

半袖のコットンTシャツにリネン混のマタニティパンツ、薄手のUVカットカーディガンを合わせるスタイルです。荷物は最小限にして、ハンディファンと冷感タオルをバッグに入れておくと、ちょっとした移動でも涼しく過ごせます。

オフィスや電車移動は冷房対策を仕込んだレイヤードで

接触冷感マタニティレギンスにノースリーブのAラインワンピース、薄手カーディガンと靴下を組み合わせます。冷房の効いた室内では靴下とカーディガンでしっかり防寒し、屋外に出たらカーディガンを脱いで調整するイメージです。

友人との外出や記念日は華やかさもプラスして

ふんわりブラウスにマタニティパンツ、大判ストールを合わせるコーディネートです。ストールは日よけにも冷房対策にも使えるので、写真に写ったときの印象もよくなります。

冷房対策は羽織りものと靴下をセットで持ち歩くことが基本

夏のマタニティファッションで見落とせないのが冷房対策です。外の暑さに油断して薄着で出かけると、電車やオフィス、ショッピングモールなどの室内で体を冷やしてしまい、お腹の張りや脚のむくみにつながることがあります。

まず用意しておきたいのが薄手のカーディガンです。羽織るだけでなく、肩からかけたり腰に巻いたりと使い方の自由度が高く、荷物としてもかさばりません。同じように、大判のストールも1枚持っておくと重宝します。肩にかけるだけでなく、電車で座っているときにお腹や膝にかけたり、日差しが強いときは軽く頭からかぶって日よけ代わりにしたりと、いろいろな場面で使えます。

見落とされがちなのが足元の冷えです。オフィスなど冷房が直接足元に流れてくる環境では、靴下や五本指ソックスを持ち歩き、冷えを感じたら履き替える工夫が役立ちます。マタニティ用の着圧レギンスや着圧ソックスは、むくみ対策と冷え対策を同時にケアできるため、立ち仕事やデスクワークが多い方には特におすすめです。外出時は暑さ対策の薄着、バッグの中には冷房対策の羽織りものと靴下、この組み合わせが夏のマタニティコーデの基本になります。

ハンディファンとネッククーラーが外出時の暑さ対策の定番に

服そのものの工夫に加えて、携帯できる暑さ対策グッズを組み合わせると、夏の外出はぐっとラクになります。手のひらサイズの小型扇風機、いわゆるハンディファンは、待ち時間や移動中にさっと風を送れる便利アイテムです。最近は冷却プレート付きのタイプや、首から下げて両手を空けられるネックファンタイプも登場しており、大きなお腹を抱えて荷物を持つ妊婦さんには特に重宝します。

保冷剤やPCM素材、一定の温度で個体と液体を繰り返すことで冷たさを保つ素材を使ったネックリングタイプのクーラーも、充電不要で手軽に使えるのが魅力です。太い血管が通る首元を冷やすことで、体感温度を下げやすくなります。水に濡らして絞るだけでひんやりとした感触が続く冷感タオルは、電源も充電も不要なので、ハンディファンやネッククーラーと組み合わせるもう1枚の対策グッズとして優秀です。首に巻いたり、顔や腕を軽く拭いたりするだけでも体感温度を下げやすくなります。これらのグッズはマタニティ専用というわけではありませんが、動きが制限されがちな妊娠中だからこそ、こまめに涼をとれる手軽なアイテムとして活用の場面が多いといえます。

ユニクロや西松屋、しまむらで賢くプチプラマタニティをそろえる

夏のマタニティウェアは、プチプラブランドから専門ブランドまで幅広い選択肢があります。ユニクロはマタニティ向けの特集ページを展開しており、エアリズム素材を使ったレギンスやインナーなど、機能性の高いアイテムがそろっています。エアリズムUVカットマタニティレギンスのように、UVカットと接触冷感を両立した商品もあり、普段使いのユニクロアイテムとマタニティ専用アイテムを組み合わせやすいのも魅力です。

西松屋は、リーズナブルな価格帯でマタニティウェアを幅広く展開しているため、産前産後で体型が変化する時期に買い足しやすいのが特徴です。夏物のワンピースやTシャツ、レギンスなど、シーズンごとの入れ替えもしやすい価格設定になっています。

プチプラで気軽に買い足したいときの選択肢としては、しまむらも人気です。しまむらには専用のマタニティコーナーがある店舗ばかりではありませんが、多くの妊婦さんが実践しているのが、通常サイズのワンピースやチュニックを普段よりワンサイズ大きめで選ぶという方法です。特にAラインのワンピースや、ウエストにゴムやひもが入っていないゆったりシルエットのワンピースは、お腹が大きくなっても締め付けを感じにくく、臨月近くまで着回しやすいアイテムとして重宝されています。大きいサイズを扱うコーナーにも、ゆとりのあるチュニックやワンピースがそろっていることが多いので、マタニティ売り場に限定せず店内全体を見て回ると、思わぬ掘り出し物が見つかることもあります。

そのほか、マタニティ専門ブランドでは、体型の変化に合わせたパターン設計や、産後の授乳にも対応できるデザインなど、機能面にこだわったアイテムが多く展開されています。しまむらや西松屋のようなプチプラ店をメインにそろえ、こだわりたいインナーや外出着だけマタニティ専門ブランドで購入するという使い分けをしているプレママも多いようです。

見落としがちなインナーと下着の夏対策

トップスやワンピースなど見える部分の工夫に目が行きがちですが、夏のマタニティファッションの快適さを大きく左右するのは、肌に直接触れるインナーや下着選びです。妊娠中は乳腺の発達やバストの張りでブラのサイズが変化しやすく、通常のブラジャーでは締め付けを感じることが増えてきます。夏場はそこに汗ばみやすさが加わるため、脇や背中部分にメッシュ素材を使ったマタニティブラや、ノンワイヤーで肌当たりのやさしいタイプを選ぶと快適さが変わってきます。縫い目が肌に響きにくいよう、切りっぱなし加工や接着加工が施されたタイプも、汗をかいたときの摩擦や肌荒れを軽くするのに役立ちます。ブラキャミソールタイプであれば、1枚でインナーとブラの役割を兼ねられるため、重ね着による蒸れも軽減できます。

ショーツについても、お腹をすっぽり覆うハイウエストタイプは冷房対策になる一方、夏場は蒸れが気になるという声もあります。股上部分だけお腹に沿う素材で、それ以外は通気性の良いコットン100%のものを選ぶなど、季節に応じて数種類を使い分けるのもおすすめです。マタニティ用のインナーは妊娠初期から出産後の授乳期まで長く使えるアイテムも多いため、素材や機能性を重視して選んでおくと、産後まで無駄なく活用できます。

妊娠初期・中期・後期で服選びの優先順位が変わる

同じ夏のマタニティファッションでも、妊娠初期・中期・後期では選ぶべき服の優先順位が変わってきます。

妊娠初期はつわりと体温変化への対応を優先

お腹の膨らみがまだ目立たない一方で、つわりによる体調不良や急な体温変化に悩まされやすい時期です。ウエスト周りを締め付けないゆとりのあるボトムスや、脱ぎ着しやすい前開きのトップスを選んでおくと、体調が優れないときにもストレスなく対応できます。まだ普段の服が着られることも多いですが、ウエストがゴムやひもで調整できるアイテムを少しずつ取り入れておくと、中期以降への移行がスムーズです。

妊娠中期は通気性の良い定番アイテムをそろえる時期

お腹のふくらみがはっきりしてきて、マタニティ専用のアイテムが本格的に活躍し始めます。体調も比較的安定しやすい時期なので、お出かけの機会も増えます。通気性の良い素材のワンピースやマタニティパンツを中心に、着回しの利くアイテムをそろえておくとよいでしょう。

妊娠後期は着脱のしやすさと着圧アイテムを重視

お腹が最も大きくなり、体の熱もこもりやすくなる時期です。動きにくさや腰・脚への負担も増えるため、着脱のしやすさを最優先に考えます。前開きのワンピースや、ゆったりとしたワンピース1枚で完結するスタイルは、暑さで体調が優れないときや、急な受診が必要になったときにも対応しやすく安心です。むくみやすい時期でもあるため、着圧タイプのレギンスや靴下を取り入れて、脚のむくみと冷房による冷えの両方をケアしていくとよいでしょう。

足元のむくみ対策はメッシュスニーカーが安心

コーディネートの仕上げとして忘れてはいけないのが靴選びです。妊娠中は大きくなったお腹で重心が変化し、脚がむくみやすくなるため、夏だからといって安易にヒールやペラペラのビーチサンダルを選ぶのはおすすめできません。

夏場に人気なのが、クロックスのような軽量で防水性の高いサンダルです。ストラップで甲周りのフィット感を調整できるタイプなら、むくみで足がふっくらした日でも締め付けずに履けます。ビルケンシュトックのように足裏の形に沿ったフットベッドを採用したサンダルも、長時間の外出で足への負担を軽くしてくれる人気の選択肢です。

一方で、妊娠中期以降は踵が浮いて脱げやすいサンダルより、通気性の良いメッシュ素材のスニーカーのほうが安全に歩きやすくなります。ソールがしっかりしていて安定感のあるスニーカーなら、むくんだ足でも歩きやすく、つまずきやケガのリスクも抑えられます。夏用のメッシュスニーカーは見た目にも涼しげで、ワンピースやマタニティパンツにも合わせやすいので、1足持っておくと安心です。靴下やレッグウォーマーと組み合わせれば、冷房対策とむくみ対策を両立できます。着圧タイプのソックスは、夕方に脚がだるくなりやすい方や、立ち仕事・デスクワークが多い方に特に向いています。

帽子と日傘を併用して紫外線と熱中症の両方に備える

コーデの仕上げとして意外と重要なのが、頭部の日よけです。つばの広い帽子は紫外線対策に役立ち、つばの長さは10センチ以内であれば長いほど日差しを防ぎやすくなります。本格的に日焼け対策をしたい場合は、UPF50プラスや紫外線遮蔽率99%以上と表示された帽子を目安に選ぶとよいでしょう。素材はコットンやリネン、メッシュ素材など通気性の高いものがおすすめで、特にコットンやリネンは軽くて吸湿性も高く、汗をかいても爽やかな着け心地を保ちやすい特徴があります。

日傘は、強い日差しを直接遮ることで熱中症対策としても役立ちます。UVカット加工が施されたタイプや、内側に遮熱コーティングが施された日傘は、より高い遮熱効果を発揮します。理想をいえば、帽子と日傘を併用することです。帽子だけでは防ぎきれない首元や肩周りの日差しを日傘が補い、日傘だけでは防ぎきれない頭頂部からの照り返しを帽子が防いでくれるため、それぞれの弱点を補い合う組み合わせになります。

気温が高くカラッとした日は日傘で影をつくって体感温度を下げ、湿度が高くジメジメした日はメッシュ素材や吸汗速乾機能のある帽子を選ぶなど、その日の天候に応じて使い分けるのもポイントです。熱中症のリスクが高い妊婦さんだからこそ、外出前に天気予報と暑さ指数を確認してから、その日に合った日よけアイテムを選ぶ習慣をつけておくと安心です。

涼しい着こなしの鍵は素材と冷房対策を両立させること

妊娠中の体は、ホルモンバランスと血液量の変化によって、もともと熱がこもりやすく汗をかきやすい状態になっています。夏のマタニティファッションでは、通気性と吸汗性に優れた素材選び、体を締め付けないゆとりのあるシルエット、見た目にも涼しさを感じさせる色使いを意識することが、快適に過ごすための土台になります。

同時に、外の暑さだけでなく冷房による冷えのリスクにも目を向け、羽織りものや靴下、接触冷感レギンスなどを組み合わせて、体温調節をこまめに行える着こなしを心がけたいところです。ハンディファンやネッククーラー、冷感タオルといった携帯グッズを味方につければ、大きなお腹を抱えた毎日の外出も、少し余裕を持って乗り切りやすくなります。

体調やお腹の張り具合には個人差があるため、無理のない範囲で、自分と赤ちゃんにとって心地よい夏のスタイルを見つけていってください。おしゃれを我慢するのではなく、機能性とデザイン性を両立させたアイテムを選びながら、暑い夏のマタニティライフを快適に、そして安全に過ごしましょう。

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