着なくなったブランドのコートは、高く売れそうなものを専門店で見積もってもらい、数千円クラスのものは店頭買取で即日現金化するのが、手元に残るお金を減らさない売り方です。フリマアプリは自分で値段を決められる反面、メルカリなら販売価格の10%が手数料として引かれ、重いコートは送料もかさみます。冬物の需要は9月ごろから高まるので、10月のいまは手放す時期として遅くありません。
40代になると、20代や30代のころに思い切って買ったコートが、クローゼットの奥で何年も眠っていることがあります。体型が変わって肩まわりが窮屈になった、色や丈の好みが変わった、通勤の服装が変わって出番が減った。理由は人それぞれでも、冬が来るたびに「今年も着なかった」と思うコートなら、シーズンに入る前に手放したほうが値段はつきやすくなります。
ただし、売り先によって受け取れる金額は大きく変わります。総合リサイクルショップに9点まとめて出して合計127円だった例もあれば、ブランドのコート1着に数万円の査定が付いた例もあります。査定額だけを見て売り先を決めると、判断を誤ります。手数料や送料、入金までの日数、写真撮影ややり取りにかかる自分の時間まで含めた手取りで比べることが、損をしない売り方の出発点です。

冬物のコートは9月から11月に売ると査定額が上がりやすい

冬物のコートを売る時期は、9月から11月ごろが目安です。寒くなるにつれて冬物やアウターの需要が高まり、買取店も9月以降は査定額を積極的に上げる傾向があります。
反対に、シーズン終盤に出すと需要が落ちやすくなります。春夏ものの服が安く買い取られたり、買取を断られたりするのと同じで、季節ものはその季節に入る前に出すほうが需要があり、査定も高くなりやすいそうです。年が明けてからコートを持ち込むのは、値段の面では損な選択です。
もうひとつ、10月前後の衣替えの時期は、古着が大量に出回る時期でもあります。宅配買取の入金は通常2日から3日前後ですが、繁忙期は1週間前後かかります。急いで現金にしたいなら店頭買取を選ぶか、衣替えの山を少し外して早めに動くのが無難でしょう。
2026年10月のいまは、ちょうど需要が高まっていく時期の途中にあたります。売ろうか迷っているコートがあるなら、11月までに一度査定を受けておくと、高めの値が付く時期を逃さずに済みます。
宅配買取の多くは振込手数料と梱包材が無料で、業者が費用を負担
古着の宅配買取を行う業者の多くは、振込手数料と梱包材を無料にしており、その費用は買取業者が負担しています。宅配買取では2日以内に査定額を通知する業者もあり、キャンセル料が発生しない業者もあります。
この無料の範囲は、手取りに直結します。たとえば査定額が5,000円でも、振込手数料や梱包材が自己負担なら、そこから数百円が引かれます。業者を選ぶときは、査定額の高さと同じくらい、何が無料で何が自己負担になるかを申し込み前に確かめておきましょう。
キャンセル料の有無も見落とせません。宅配買取は、コートを送った後に査定額が出る仕組みです。金額に納得できずに断ったとき、キャンセル料を取られる業者だと、売らずに終えたのに出費だけが残ります。キャンセル料が発生しない業者を選んでおけば、提示額が低くても気兼ねなく断れます。
店頭買取は即日現金化、宅配買取は2日から3日前後で入金
入金までの早さは売り方で変わります。店頭買取はその場で査定を受け、即日現金化できます。宅配買取は、コートを送ってから入金まで2日から3日前後が目安で、繁忙期は1週間前後かかります。
| 売り方 | 入金までの目安 | 向いている人 |
|---|---|---|
| 店頭買取 | 即日現金化 | すぐ現金が欲しい人、撮影や出品の手間をかけたくない人 |
| 宅配買取 | 通常は2日から3日前後、繁忙期は1週間前後 | 店に行く時間がない人、手放す点数が多い人 |
| フリマアプリ | 買い手がつくまで決まらない | 自分で値段を決めたい人、やり取りの手間をいとわない人 |
総合リサイクルショップとブランド専門店は得意分野が違う
買取業者は大きく二つに分かれます。セカンドストリートのように古着全般を扱う総合リサイクルショップと、ブランド品や古着に特化した専門店です。ブランドのコートを売るなら、ブランド品に強い業者ほど査定で有利になりやすい傾向があります。
総合リサイクルショップの良さは、ノーブランドの服でも買い取ってくれる店があることと、持ち込めばその場で現金になる手軽さです。専門店は、無名に見えるブランドにも高値を付けることがあります。どちらが上という話ではなく、コートの値段の見込みで使い分けるのが正解です。
セカンドストリートでは冬物のコート9点で合計127円の査定例も
総合リサイクルショップに冬物のコートを持ち込むと、ブランドものでも査定額が低く出ることがあります。セカンドストリートの利用者の口コミには、アパレルブランドの冬物のコート9点で合計127円だった例や、ほぼ未着用のコートを含む4点で252円の査定になり、納得できずに持ち帰った例が投稿されています。
1着あたりに直すと、9点で127円の例は1着およそ14円、4点で252円の例は1着63円です。自分が何万円も出して買ったコートにこの値段が付けば、持ち帰りたくなる気持ちはよく分かります。
人気ブランドの服でも、畳みジワなどが原因とみられる理由で買取されなかったという声もあります。査定の基準や結果には個人差が大きく、口コミの金額がそのまま自分のコートに当てはまるわけでもありません。
ここから言えるのは、総合リサイクルショップは、まとめて手放して家を片付けたい人には便利でも、ブランドのコートの値段を確かめる場所には向いていない、ということです。手取りを重視するなら、1着ずつの価値が高そうなコートは、専門店の見積もりと並べてから売り先を決めてください。
海外ブランドのコートは国内代理店タグがないと買取できない場合がある
セカンドストリートでは、100種類以上の海外有名ブランドが、国内代理店タグがないと買取できないブランドに該当します。国内代理店タグは、コートの内側に付いている、国内の代理店を示すタグです。
売る前に、コートの内側を見て、タグが付いたままになっているか、切れていないかを確かめておきましょう。タグを切ってしまったコートを店頭に持ち込むと、買い取ってもらえずに持ち帰る手間だけが残ります。
買取強化ブランドや買取可能ブランドは、セカンドストリートの公式サイトにある「売りたい」のページで最新の情報を見られます。持ち込む前に、自分のコートのブランドが載っているかを一度見ておくと、無駄足を防げます。
バーバリーのコートは査定実績で5,000円から40,000円まで開きがある

ブランドのコートの査定額は、ブランド名だけでは決まりません。買取査定の実績を公開しているサイトに掲載された例を並べると、同じブランドでもラインやアイテムで金額が大きく違います。下の表の金額は、いずれも最高査定価格として掲載された個別の例で、平均的な相場ではありません。
| ブランドとアイテム | 掲載された査定額 |
|---|---|
| モンクレールのコート | 最高査定価格90,000円(ブランド全体の査定相場は30,000円から143,000円) |
| バーバリーのジャケット | 最高査定価格40,000円 |
| ルイヴィトンのマッキントッシュコート | 最高査定価格20,000円 |
| バーバリーのロングコート | 最高査定価格15,000円 |
| マッキントッシュロンドンのメンズコート | 最高査定価格13,000円 |
| バーバリーのコート | 最高査定価格5,000円 |
| マッキントッシュフィロソフィーのジャケット | 査定額500円の例あり |
同じバーバリーでも、ジャケットは40,000円、ロングコートは15,000円、コートは5,000円で、いちばん高い例と低い例では8倍の差があります。マッキントッシュも、ロンドンのメンズコートは13,000円、フィロソフィーのジャケットは500円で、ラインによって26倍の開きです。
この差を生むのは、ラインの違い、型番、素材、状態です。手元のコートの金額を見積もるとき、「バーバリーだから数万円」と決めつけると、査定額を見て落胆するか、逆に安値で手放して後悔することになります。ブランド名に加えて、タグに書かれたラインや素材、生地の傷み具合まで確かめ、条件の近い例と比べるのが確実です。
バーバリーは偽物も多いのでブランド専門の買取店へ
バーバリーは長く愛されているブランドで、市場の相場は安定した価格で推移しています。その一方で偽物の流通も多いブランドなので、持ち込み先はブランド専門の買取店を選んでください。ブランドに強い業者ほど査定で有利になりやすいので、バーバリーのコートを総合リサイクルショップに他の服とまとめて出すのは、もったいない売り方です。
モンクレールとカナダグースのダウンは店ごとの価格差が大きい
ブランドのダウンで知られるのは、モンクレールやカナダグースです。モンクレールはコート1着の最高査定価格が90,000円で、ブランド全体の査定相場も30,000円から143,000円と、表のほかのブランドより一段高い価格帯で掲載されています。
買取専門店のなんぼやには、カナダグースのダウンコートやダウンジャケット、モンクレールのダウンジャケットを売った利用者の声が掲載されています。査定が丁寧でスムーズだったという感想のほか、他店との相見積もりに応じて価格を調整してもらえたという報告もあります。
相見積もりで価格が動くなら、ブランドのダウンは店によって金額が違う前提で動いたほうが得をします。1店目の金額で即決せず、2店目の見積もりを手にしてから決めても遅くはありません。
ダウンコートは状態Aで2万円の掲載例があり、清潔さが査定の第一歩
ダウンコートは、クリーニングを怠ると皮脂や汚れが羽毛にたまり、保温力が落ちます。冬物として買う人にとって、保温力の落ちたダウンは魅力が薄れます。売る前に清潔な状態にしておくことが、査定の第一歩です。
買取店の掲載例では、商品に「状態A」といったランクが付けられています。同じサイトのダウンコートの掲載例では、状態Aで2万円の値が付いていました。状態のランクは、そのまま価格を左右します。
何年も前のコートを、クリーニングに出さないまましまい込んでいる人もいるでしょう。押し入れやクローゼットから出したら、まず汚れやにおいがないかを確かめてください。売るかどうか迷っている段階でも、清潔にしておけば査定の選択肢が広がります。
メルカリの手取りは販売価格から10%の手数料と送料を引いた額

メルカリで売る場合、販売価格から販売手数料を引き、出品者が送料を負担するならさらに送料を引いた額が、手元に残る売上です。メルカリの販売手数料は売上の10%で、2026年6月時点でも率は変わっていません。
5,000円で売れた場合、手数料は500円です。そこからコートの送料を引き、売上金を銀行口座に振り込むなら振込手数料200円も差し引かれます。振込手数料には、ポイント利用などで安くなる条件もあるため、振込申請の前にアプリ内の案内を確かめてください。
販売価格5,000円のコートが売れたときの手取りの計算
| 項目 | 金額 |
|---|---|
| 販売価格 | 5,000円 |
| 販売手数料(10%) | 500円 |
| 振込手数料 | 200円 |
| 送料(出品者負担の場合) | コートのサイズと重さ、地域で変わる |
| 手元に残る額 | 4,300円から送料を引いた額 |
ゆうパックは全国一律ではなく、60サイズで700円から、100サイズで1,000円からの料金設定です。コートは厚手で重いため、小さいサイズには収まりにくく、送料が手取りを大きく削ります。仮に1,000円の送料がかかれば、5,000円で売れたコートの手取りは3,300円です。販売価格の3分の1近くが、手数料と送料で引かれる計算になります。
コートの送料で赤字になる失敗は出品前の確認で防げる
コートは重く、送料が高くなります。出品者負担の送料が想定より高く、手数料と送料の合計が販売価格を上回ってしまった失敗談もあります。安い価格で出したコートほど、この失敗は起きやすくなります。
防ぐ方法は単純で、出品前に配送料金表で送料を確かめ、送料込みの価格を付けることです。値下げ交渉が入る前提で、最終的に手元にいくら残れば納得できるかを先に決めておけば、交渉に応じるかどうかも迷わずに判断できます。
送料はサイズと重さだけで決まります。コートは厚みを抑えて圧縮すると、サイズの区分を下げられる可能性があります。ただし、規定サイズを1cmでも超えると、追加料金がかかったり発送できなかったりする場合があります。梱包を終えてから、サイズを測りましょう。料金は地域によって変わるので、発送前にアプリで確認するのが確実です。
ハッピーメルカリ市は販売手数料の50%がポイントで戻る
メルカリでは、販売手数料の50%がポイントで戻る「ハッピーメルカリ市」が、2026年9月24日から始まりました。対象の期間中に売れれば、5,000円のコートなら手数料500円のうち250円分がポイントで戻る計算です。キャンペーンの期間や条件は変わるため、出品前にアプリの告知を確かめてください。
フリマアプリの販売手数料はメルカリ10%、ラクマ6%、Yahoo!フリマ5%
販売手数料はサービスごとに違います。ラクマは税込6%で、手数料は税抜価格に対してかかるため、実質は約6.6%です。出品は無料です。ラクマの手数料は以前3.85%でしたが、2021年1月13日に改定されました。Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ)は5%、メルカリは10%です。
| サービス | 販売手数料 | 5,000円で売れた場合の手数料 |
|---|---|---|
| メルカリ | 10% | 500円 |
| ラクマ | 税込6%(実質約6.6%) | 約330円 |
| Yahoo!フリマ(旧PayPayフリマ) | 5% | 250円 |
手数料だけを比べると、メルカリとYahoo!フリマの差は5,000円のコートで250円です。この250円は、送料の差や売れるまでの日数で簡単にひっくり返ります。手数料が安いアプリを選ぶことにこだわるより、自分のコートが売れやすい場所で、送料を抑えて出すほうが、最終的な手取りは増えます。料率やキャンペーンは変わるため、出品前に各サービスの公式ヘルプで最新の内容を見てください。
ブランディアとウリドキは手数料無料で、出品の手間を省ける
ブランディアは、手数料も梱包材も無料のネット宅配買取です。段ボールにコートを梱包すれば、自宅まで集荷に来てもらえます。バッグや時計、貴金属、ダイヤモンドなどのブランド品を扱う業者で、送料無料で送り、査定で金額が決まり、納得できなければ断れる宅配買取の仕組みをとっています。
ウリドキは、複数の店の見積もりを並べて比べられる買取一括査定サービスです。査定料、出張料、キャンセル料などの手数料が無料なので、1着のコートについて何店かの金額を比べたいときに向いています。総合リサイクルショップで低い査定が出たコートを、別の店ならいくらになるか確かめる手段としても使えます。
査定額を上げる下準備は付属品、たたみ方、店選びで差がつく
査定額は、持ち込む前の準備で変わります。まず付属品です。ファー、ベルト、専用の袋など、元々付いていた品があれば一緒に出してください。付属品は査定への影響が大きいそうです。クローゼットの別の場所にしまったベルトや取り外したファーがないか、売る前に探しておきましょう。
次に、持ち込み方です。紙袋や段ボールにコートを詰め込まず、たたんで持ち運ぶと、大切に扱われてきた印象になります。畳みジワが理由とみられる買取不可の例もあるので、シワを付けない運び方は見た目以上に意味があります。
そして店選びです。無名に見えるブランドでも高値がつくことがあります。取扱ジャンルや高価買取ブランドを店ごとに確かめ、ブランドに強い店へコートを分けて持ち込むのが、合計の査定額を上げる近道です。
最後に、断る選択肢を残しておくことです。査定額に合意できなければキャンセルできる店があります。キャンセルできると分かっていれば、提示額が低くてもその場で手放さずに済みます。買取価格だけでなく、手間や時間も含めて、買取店、フリマアプリ、ネットオークションから選ぶ姿勢が、手取りを守ります。
フリマアプリで得をするのは、手間に時間をかけられる人
フリマアプリ(メルカリ、ラクマなど)は自分で値段を決められます。人気ブランドや未使用に近い服なら、数千円になることもあります。その反面、写真撮影、商品説明の入力、購入者とのやり取りが必要です。発送時の梱包や、買い手がつくまでの保管も自分で行います。値下げ交渉があるため、最終的には設定価格より少し安くなると考えておいてください。
仕事や家の用事で忙しい時期に、1着のコートを売るために撮影から発送まで何日も対応を続けるのは、正直なところ負担が大きいです。その時間に見合う差額が出るかどうかを、出品前に計算しておくべきです。
リサイクルショップなどの店頭買取は、撮影や出品の手間がありません。手軽さを重視する人に向いています。宅配買取は、送料無料で送り、査定で金額が決まり、納得できなければ断れる仕組みで、出品や値付けの手間を省きたい人に適しています。
| 売り方 | 値段の決め方 | 主な手間 | 向いているコート |
|---|---|---|---|
| フリマアプリ | 自分で決める(値下げ交渉あり) | 撮影、説明文、やり取り、梱包、発送、保管 | 少数の高価なブランドのコート、状態のよい一着 |
| 店頭買取 | 店の査定 | 店への持ち込み | 数千円クラスのコート、すぐ現金にしたいもの |
| 宅配買取 | 業者の査定 | 梱包(集荷に来る業者もある) | 数が多いもの、ノーブランドが多いもの |
| ブランド専門店 | 店の査定(相見積もりも可) | 持ち込みや発送 | 高く売れそうなブランドのコート |
使い分けの目安は単純です。数が多い、ノーブランドが多い、手間を減らしたいなら、まとめて宅配買取に出します。少数の高価なブランドのコートや状態のよい一着は、フリマアプリに出すか、ブランド専門店で見積もりを取ります。
手取りで損をしない40代のコートの売り方は、高いものから専門店へ
結論として、40代がコートを手放すときに手取りを減らさない手順は、高く売れそうなコートから専門店の見積もりを取ることです。
最初に、クローゼットのコートを、高く売れそうなものと数千円で売れそうなものに分けます。モンクレールやカナダグースのダウン、バーバリーやマッキントッシュロンドンのように、掲載例で万単位の査定が付いているブランドは前者です。前者はブランド専門店で見積もりを取ります。
次に、売る前の点検です。国内代理店タグが残っているか、状態に問題がないか、畳みジワが付いていないか、ファーやベルトなどの付属品がそろっているかを、1着ずつ確かめます。
そのうえで、同じコートの査定を複数の業者に依頼し、見積もりを並べて比べます。ウリドキのような一括査定サービスを使えば、手数料をかけずに複数の金額を集められます。
数千円で売れそうなコートは、店頭で即日現金化するか、送料を抑えてフリマアプリに出品します。送料込みで手元にいくら残るかを計算し、店頭の査定額と大差がないなら、手間のかからない店頭買取を選んだほうが楽です。
査定額に納得できないコートは断ってよく、タグのないコートは事前に確認を
査定額に納得できないときは、売らずに断って構いません。宅配買取にはキャンセル料が発生しない業者があり、店頭でも査定額に合意できなければキャンセルできる店があります。セカンドストリートの口コミでも、4点で252円の査定に納得できず持ち帰った例がありました。断ったコートは、ブランド専門店や一括査定に回して、別の金額を確かめれば十分です。
国内代理店タグのない海外ブランドのコートはどうすればよいか、という疑問もあります。セカンドストリートでは100種類以上の海外有名ブランドがタグなしでは買取できない対象なので、持ち込む前に公式サイトの「売りたい」のページで、自分のコートのブランドが買取可能かどうかを確かめてください。
ダウンコートをクリーニングしてから売るべきか迷う人もいるでしょう。売る前に清潔な状態にしておくのが基本です。皮脂や汚れが羽毛にたまったダウンは保温力が落ち、状態のランクにも響きます。
フリマアプリと買取のどちらが高いかについては、販売価格だけを見ればフリマアプリのほうが高くなりやすく、手数料と送料を引いた手取りで見ると、数千円クラスのコートでは差が縮みます。そこに撮影ややり取りの時間を加えれば、店頭買取のほうが割に合う場面も少なくありません。
冬物のコートは11月までに査定を並べ、手取りで売り先を決める
冬物のコートは9月から11月ごろが売りどきで、2026年10月のいまは査定額が上がりやすい時期にあたります。総合リサイクルショップでは9点で127円という査定もあった一方、ブランドのコートには数万円の査定実績があり、同じバーバリーでも5,000円から40,000円まで開きがあります。
メルカリは販売手数料10%に送料と振込手数料200円がかかり、ラクマは税込6%、Yahoo!フリマは5%です。高く売れそうなコートは専門店で相見積もりを取り、数千円のコートは店頭買取かフリマアプリかを、送料込みの手取りで計算して決めてください。
ダウンの売り先は、買取店やフリマアプリのほかに、ブランド自身が中古品の流通を手がける動きも出ています。手元のダウンがカナダグースなら、カナダグース公式のリセールサービス「ジェネレーションズ」の仕組みも知っておくと、売り先を比べるときの材料が増えます。








